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Whale  ザトウクジラの生態とマウイ島でウオッチング出来た画像が満載です。 

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ザトウクジラについて

現在、哺乳類動物4000種類以上の内、海生哺乳類120種類存在し、鯨は世界に78種類ほどで、イルカも鯨の仲間です。大きく2つに分けると、ヒゲ鯨と歯鯨に分けられ、マウイ島に来るのは、ザトウクジラ:ヒゲ鯨(3科10/ヒゲがあり歯がない)で餌(オキアミ、プランクトン、小魚など)を海水ごと口に含み海水は吐き出し、ヒゲ板に引っかかった餌を飲み込みます。ヒゲ鯨は、牛や象のように食べダメが出来き、半年で体の皮下脂肪を12cm〜18cm貯蔵する事が出来ます。 1年の半分を食事に、後の半年をマウイで出産、子育て、交尾に使い、その間は食事を取りません。アラスカからの距離約3000マイル、約1ヶ月の道のりです。マウイ滞在中(11月〜4月)食事を取らないのは、子育てには温暖な海でも、彼らの食す餌がないからなのです。
アラスカ(北洋)では、植物性プラクトン(クロロフィルを含む)が増えてくる。何故か?それは冬には湧昇流(ミネラルの豊富な海底深層水が対流や海溝にぶつかって海水上層に湧きあがる事)が起こるからです。北洋では冬は海面で冷やされた海水が重くなり海に沈み込み海底深層水との対流が起こります。アラスカ付近の海域は栄養豊富なミネラルの多い海水の恩恵でプラクトンに富み、これらを餌としてオキアミ、小魚等、鯨にとって豊富な食料のある海域となるのです。
生態(現在 調査が出来ている事がら)
1、噴気孔から呼吸をする(潮吹きとも言いますが海水は吐いていません。
    噴気孔から空気を押し出す際に海水が持ち上げられる。瞬間スピード300m
2、恒温動物:外気の温度に関係なく常に一定の体温を保つ
3、空気呼吸:肺で呼吸する。通常は10〜20分ほど潜り呼吸をする。長くて45分ほど潜水し600フィート潜る事が出来る。
4、尾びれが水平についている(他の魚はたてについていて左右に振って泳ぐ)
5、脳を半分休ませながら寝る(人間の様には完全に寝ない)
6、哺乳類/胎生動物:子が母体である程度発育して生まれ母乳で育つ(牛のミルクの10倍も濃いヨウグルト状)
7、クジラの寿命は25〜30年 この間メス鯨は2年おきぐらいに出産する。(子鯨を、水面近くで生むのは、子鯨が呼吸をしやすくするためです。)交尾してから出産まで10〜12ヶ月かかり1回のお産で1頭の子供を産む。(双子の確立は、0. 57%で、もし生まれても1頭しか育てないと言われているが調査も確かではない)
  子育てには、出産をしないメス鯨が手伝う(エスコートと呼ばれています。)
8、生まれた子鯨は約1.5トン(3m〜5m全長)産後30分ほどで泳げるようになりますが、1日あたり500リットルのお乳を飲み、数ヶ月の間は、一日約60kgと成長しながら7〜12ヶ月間母乳で育ちます。
9、エスコート=オス鯨
  エスコートとは、出産しないメス鯨が子育ての手伝いをする事でもありますが、一般には、そのメスと交尾をするために群がる数頭のオス鯨の事を指します。
  鯨の群れは、母と子以外は他人であり、マウイでの滞在期間はエスコート(オス鯨)が付き添う事で、外敵から身を守るために、非常に重要な役割を担っています。
10、クジラの歌
  マウイ島の海中で良く聞こえてくるのがクジラの声です。オス鯨に多い事から、メス鯨への求愛の歌とも呼ばれています。歌事態は、10秒〜20秒と短いのですが、その歌をくり返し歌い、 長くて15分間歌い続けた鯨がいるとの調査記録が出ています。しかし 求愛のため、または身を守るためなのか、何故歌を歌うのかは現在の所はっきりとしていません。鯨によって歌が違いますが、昨年マウイで歌い終わった所から今年戻ってきた時は歌い始め、多少作曲をし新しい節をつけて歌うそうです。
11、エコロケーション(Ecolocation)音による映像で状態を知る 見る。(コーモリと同じ)

クジラの祖先
今から一億5000万年前。クジラの祖先であるクレオドント(creodont, 人や、他の動物の祖先でもある4本足の哺乳動物)犬に似ている動物がいました。最初は水辺に来ては魚などを捕まえて食べていましたが、何時の間にか餌の豊富な水辺での生活をする様になり時を経て、水中での生活をする様になリました。やがて餌よりも速く泳ぎ、深く潜るために体型と機能の進化をはじめ、今から約1800万年も前に現在のような姿を完成させたと言われています。猿人が2本足で立ったのはそれから遥かに後のことです。地球規模の話では、クジラは人類の大先輩と言えるでしょう。
クレオドントは陸上で生活していましたが、1億万年と言う月日をかけて海の哺乳類へと進化し、その過程でバジロサウルスと呼ばれ体長24m頭は小さくウツボに似た形をしていた時があります。このバジロサウルス=別名ジュウクロドンとも呼ばれ、北アメリカに分布しており原始鯨類として扱われています。
5000万年前に今の鯨の原形であるセトセリウムと名づけられた鯨の祖先が誕生しました。体長7.5mこの時には、背に潮噴きの穴と餌をこして食べる機能とエコロケーション機能が備わっており、それから1300万年をかけ更に進化し、1800万年前に今、皆さんがご覧になれる鯨の形へとなったのです。 ザトウクジラの骨格には今でも進化する前に足が付いていたと思われる腰の骨にあたる寛骨(かんこつ)があります。そして偶蹄類の牛や羊とタンパク質の組成が非常に良く似ている事でも陸上動物だったと考えられています。